会長挨拶

第23回日本褥瘡学会学術集会開催にあたって

第23回日本褥瘡学会学術集会
会長 安部 正敏
(医療法人社団廣仁会札幌皮膚科クリニック)

 第23回日本褥瘡学会学術集会会長を拝命いたしました札幌皮膚科クリニック安部正敏と申します。どうぞよろしくお願いいたします。この様な大役を仰せつかり、大変幸甚に存じますとともに、その重責を改めて痛感しております。まずはこの様な機会をお与え頂きました、本会理事長をはじめ理事会の先生方、社員の皆様、そして会員の皆様にこの場をお借りして衷心より御礼を申し上げます。

 ご承知の通り、現在我が国は新型コロナウイルス感染症の脅威により社会活動が制限されております。マスコミは連日医療崩壊の危機的状況を報じておりますが、他方医療者の懸命な努力がこの国を支えているのは間違いありません。本学会は、特に高齢者医療を懸命に担っている医療従事者の集まりであり、学術集会開催もまずは参加者の安全確保が第一であると考えます。

 前回第22回大会は神戸の現地とリモートのハイブリッド開催で大成功を収めました。学術集会の在り方についても、大きな指標を残していただきました。そこで今回は、その成功を一歩でも進めるべく、今までとは全く異なる学会を目指すことといたしました。

 今回の学会は昨今の新型コロナウイルス感染症の脅威に関し、将来的に同様の社会的危機が起こった際に、普く医療従事者の皆様に褥瘡を学ぶ機会を作りたいというのが第一の信念です。つまり、従来学術集会に参加できない介護士、事務職員を含めて、社会的危機においても、自宅で安全な環境で学ぶ場所を提供したいという強い信念をもっております。また、育児休業中の医療者にも自宅で、時にはお子様とご一緒に学んでいただけることも目的の一つです。そのため、以下の点を考慮いたしました。

  • 同時進行の廃止:頑張れば自宅ですべてを学べるよう、会期中LIVEセッションは1本のみ。あとはオンデマンドのみで一定期間視聴可能(聴講したい演題が重なって、泣く泣く片方を聞くということがなくなります)
  • 初学者にも優しい学会:教育講演は短時間化し、ベーシックコースとアドバンスコースを設定し、目的に応じたニーズにお応えします(はじめての学会デビューに最適です)
  • 企業情報への容易なアプローチ:企業展示で実際に体験していただくことができないため、参加者の希望に応じて、企業とのチャンネルを確保いたします(リモートだから可能です)
  • 発表者への負担軽減:演者は座長とのディスカッションを行いますが、LIVEでスタンバイしていただく必要はありません(発表準備は自分のペースでラクラク!)
  • 一人一人のお楽しみ:今回は視聴に応じておひとりおひとりにポイントがたまります!ポイントに応じた素敵なプレゼントをご用意いたします(みればみるほどおトクです!)

 今回、名誉会長を大浦武彦先生、副会長を内藤亜由美先生、実行委員長を貝谷敏子先生、国際委員長を佐藤智也先生、プログラム委員長を関根祐介先生、企画委員長を仲上豪二朗先生、サイバー対策兼事務局長を石橋昌也先生にお願いいたしました。さらに、頼りない??会長であることから、学術スーパーバイザーを真田弘美先生と宮地良樹先生にお願いいたしました。過去大会に負けない完璧な布陣と確信いたしております。どうぞ皆様、“仮想空間のふれあいが未来をひらく” 第23回日本褥瘡学会学術集会にご期待ください!